住宅ローン控除の金額
住宅ローン控除を受けたいと言う人も多いと思います。
いくらぐらい受けられるのかという控除金額については、住宅を購入して入居した年によって異なっています。
平成24年に長期優良住宅に入居した場合で見積もると、ローン控除額は一年で30万円〜40万円となります。
上限の金額も異なっており、控除を受けることのできる金額は10年間で300万円から400万円です。
平成25年の入居で、同じように長期優良住宅の場合には、年間の住宅ローン控除の金額が20万から30万円となっています。
上限の金額も変わり、控除を受けることのできる金額は10年間で200万円から300万円です。
住宅ローン控除の期間は、ローン期間とは関係なく、一律に入居した年から10年間と決まっています。
最近は長期優良住宅の他にも控除はあります。
建設する際や、利用する間、壊すときなど、二酸化炭素排出量が少なくなるように作られた、低炭素住宅という住宅がありますが、こちらにも特別優遇措置があります。
東日本大震災以降、電力の供給不足が問題となっていますが、低炭素住宅はこの不足を補うという観点から普及が促進されているものです。
低炭素住宅というのは、知らない人もたくさんいるようです。
こうした低炭素住宅のようなものは社会全体の省エネにも役立つ環境負荷の少ないものですので、住宅ローン控除の対象とすることで普及が促進されているのです。